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【ファミリーインタビューvol.7】東京からのUターンで叶えた、家族も仕事も「全力」な新潟ライフ
内容
「仕事も育児も、どっちかじゃなくて、どっちも楽しみたい」
そう朗らかに語るのは、人材コンサルティング会社「bambino tesoro(バンビーノテゾーロ)株式会社」の代表を務める帆苅有希(ほかり あき)さん。経営者として多忙な日々を送りながら、同時に母として3人の子どもたち(長男・次男・長女)の成長を見守る帆苅さんに、新潟での子育てのリアルや、仕事との向き合い方についてお話を伺いました。

プロフィール:帆苅 有希(ほかり あき) さん
新潟県三条市出身。体育大学卒業後、大手人材系企業および医療介護系人材紹介会社での勤務を経て、第二子妊娠中に新潟へUターン。2017年、産前産後ケアサロンを開業。その後、bambino tesoro株式会社を設立し、代表取締役に就任。「子どもは宝」を理念に、企業の採用コンサルティングや女性の働き方支援事業を展開している。
「東京じゃ無理かも」直感で決めたUターン
もともとはバリバリの「仕事人間」だったという帆苅さん。前職時代は遅くまで働くことも珍しくなく、仕事にやりがいを感じていました。そんな彼女が新潟へのUターンを決めたのは、これから増える家族のことを考えた、母としての判断でした。

「東京で長男を育てていた時、とにかく移動が大変で。ベビーカーで電車に乗るのも一苦労だし、公園に行っても人がいっぱいで気が休まらないことが多くて。第二子を妊娠した時、『あ、これ東京で2人、3人と育てるのは物理的に難しいかもしれない』って感じたんです」
ご主人の理解もあり、新潟へ戻ることを決意。実際に戻ってきて感じたのは、物理的・心理的な「余白」の違いでした。
「やっぱり車移動ができるのは大きいですね。子どもが泣いても車なら周りに気兼ねしなくていいし、荷物が多くても大丈夫。あと、新潟は公園が広くて緑が多い! 子どもたちをのびのび走らせてあげられる環境は、親としての心の余裕にも直結しています」
賑やかな朝と、穏やかな夜。「メリハリ」が両立の鍵
現在、小学生2人と未就学児1人の3兄妹を育てる帆苅家。朝はやはり時間との勝負です。
「朝はバタバタですね。仕事は3人をそれぞれ学校と園へ送り出してから。夜は比較的穏やかです。『ママモード』に切り替えて、子どもたちとの時間を大切にしています」

経営者でありながら、家庭では母親としての顔をしっかりと持つ帆苅さん。「仕事も育児も全力」という言葉の通り、切り替えの早さと集中力が、両立の秘訣なのかもしれません。
「働き方」は「生き方」。次世代へつなぐ価値の循環
現在、企業の採用コンサルティングやママ向けのイベント企画など、多岐にわたる事業を展開している帆苅さんですが、起業のきっかけは自身の原体験にありました。
「最初は自宅で、産前産後のママ向けの骨盤矯正サロンを始めたんです。でも、施術中にママたちと話していると、体の悩み以上に『復職への不安』や『今後のキャリア』についての悩みがすごく多くて」

ママになっても社会とつながっていたい、自分らしく働きたい。でも、保育園が見つからない、時間の制約がある...。そんなジレンマを抱える女性たちの声に応えるため、自身の人材業界での経験を活かし、現在の会社を立ち上げました。

社名の「bambino tesoro」はイタリア語で「子どもは宝」という意味。そこには、帆苅さんの仕事に対する確固たる哲学が込められています。
「私にとって『働く』ということは、本来、自分の得意なことや人への小さな親切を、価値として社会に循環させることだと考えています。そして『働き方』は『生き方』そのものです。未来の宝である子どもたちが大人になったとき、希望を持って働ける社会であってほしい。そのための土台作りが、今の私の使命だと思っています」
週末は「全力」で遊ぶ!休む!
平日は仕事に経営にと奔走する帆苅さんですが、休日は「ママ」として子どもたちと全力で遊びます。

「子どもたち3人はとにかくエネルギーがすごくて(笑)だから休日は、なるべく外に連れ出すようにしています。夏は海へ行って、冬はスキー。あとはお家でBBQをしたり、県内のアクティビティへ出掛けたり。四季折々の楽しみ方が車で数十分の距離にあるのは、新潟ならではの贅沢だと思います」
また、ご主人との連携も欠かせません。家事も育児も協力し合い、週末は家族でリフレッシュする時間を大切にしているそうです。
「ママだから」を言い訳にしない生き方
インタビューの最後、これから新潟で子育てや仕事を考えている方に向けて、ご自身の経験を踏まえた想いを語ってくださいました。

「もちろん大変なこともありますが、ママだからこそできる働き方、見える景色があると思います。新潟は、それが叶えやすい場所。1人で頑張りすぎず、周りを頼りながら、一緒に子育てと自分自身の人生を、欲張りに楽しんでいきましょう!」
自身のキャリアと子育ての経験を活かし、パワフルに道を切り拓く帆苅さん。「子どもは宝」という言葉を胸に、今日も彼女は笑顔で走り続けています。



